トップを走り続ける企業が、これからの70年もずっとリーディングカンパニーであり続けるために必要なこと ー クレディセゾン幹部集会 講演

トップを走り続ける企業が、これからの70年もずっとリーディングカンパニーであり続けるために必要なこと ー クレディセゾン幹部集会 講演
2018-06-04

これから、企業の成長力の分かれ目となるポイントは、
「ポケモン世代」が夢中で仕事に取り組める環境をつくれるか否か。
その一点にかかっている――!


去る4月24日、神田昌典はクレディセゾングループの幹部集会に招かれ、
池袋ワールドインポートマートにて講演を行いました。

この講演は、かねてより神田と交流がある
クレディセゾンの林野宏社長から呼びかけいただき、実現したもの。

登壇に先立ち、林野社長自らが、出席した幹部社員たちに神田を紹介し、
私は必ずしも経営コンサルタントを信用していませんが、神田さんだけは例外。
神田さんのお話は必ずビジネスの役に立ちますから、
ぜひ皆さんにも聞いてもらいたいのです」とコメントしました。

グループ会社の幹部が一堂に会した場で、披露された演題は
“夢中力”で新・成長事業をつくる方法」。

ビジネス環境が目まぐるしく変化する中で、
成長事業を生み出し続けてきたクレディセゾンが、
今後ますます成長を加速させるために必要なことは何なのか――?

社会は70年周期で大きな転換期を迎えており、
日本は2015年にこの転換点を越えたばかり。

終戦から2014年までの70年間は「豊かさとは何か」を問い続けた時代でしたが、
AIが人間にとって代わるとも言われている2015年から2084年までの70年間は
「人間とは何か」を問い続ける時代です。


われわれは日々、常識が覆されるような変化にさらされていますが、
「表面的な事象だけを見て判断を誤らないように、
この大きなテーマを常に頭の隅に置いておくことが大事です」と神田は説きました。

転換点において、最前線に立って未来を切り拓くのは、
いつの時代も30代~40代前半の若きリーダーたち。

今まさに、この役割を担っているのは、
1980年代生まれの“ポケモン世代”だと神田は示唆します。

「ポケモン世代は、幼いころからコンピュータゲームに親しみ、
ゲームの中で達成感、充実感、自己成長、仲間とのつながりを実感。
敵をつくることを好まず、理不尽な現実社会にうんざりしています」

そして、「このポケモン世代が夢中になって仕事に取り組める環境をつくれるか否かが、
企業の成長力の分かれ目だ」
と明言。

「クレディセゾンは、ポケモン世代に望まれるビジネスゲームをデザインできていますか?」
と会場に問いかけました。

さらに、「ここにいらっしゃる幹部の皆さんは、多くがウルトラマン世代ですよね?」
という投げかけに対し、集まった幹部のほとんどがうなずく反応。

「ウルトラマンは、異質なものはすべて敵と見なし、気合と根性で叩きのめそうとする。
そして闘いに勝ったとたんに、『ジュワッチ!』と言って後片付けもせずに立ち去ってしまう。
サステナブルな社会からは程遠い人種です」という神田の言葉に、
会場からドッと笑いが起こりました。

「これからの時代は、ウルトラマン世代の価値観は通用しないと、肝に銘じるべきです。
ポケモン世代がヒーローになる道筋をつくり込むことこそが、
成長を加速するために取り組むべき課題なのです」


続けて、神田は人材活用やマーケティングに関する国内外の最新動向を紹介し、
「オリジナルなビジネスモデル、豊富なマーケティングデータ、優秀な人材――。
貴社は、新・成長事業を生み出すための礎を、すでに手にしています」と示しました。

先見性を持って、これからの70年も、リーディングカンパニーであり続けるために――。

トップを走る大企業のさらなる躍進は、日本経済を好転させ、
中小企業にも明るい未来をもたらす力となるに違いありません。